カート

災害時のハムの有効活用について(北海道地方本部)

アマチュア無線の災害時の活用については古くから行われており、決して新しい発想ではありません。

そして、携帯電話、衛星電話が普及した現代においてさえ、これらのインフラが機能しなくなる大規模災害においては、アマチュア無線の活用が有効な連絡手段であることに変わりはありません。

それらを踏まえた上で、非常通信体制を整えることは重要な災害対策と言えますが、こと北海道においては、その広大な面積からそういった組織を作ることと同等に、その組織が機能するまでのごく初期段階、そして日ごろから準備してある非常通信体制が整った後においても、非常通信体制に組み込まれた無線局に情報を与え、災害の全体像を把握するための補完要素として、各地に居住するアマチュア無線家が草の根的に連携し、各地域の情報を提供することは極めて有効なことと言えます

ただし、既に8エリアでは中・長距離間の非常通信体制、訓練はHF(3.5Mhz帯)で構築されているので、ここではより短・中距離間での、V・U   帯を使った通信体制の話をしています。

もちろん、従来通りの音声による情報伝達だけでも充分に有効ですが、現代の無線機はAPRSによる位置情報の提示、D-STARやC4FMの画像送信機能、そしてレピーターやノード局を使った遠距離の情報伝達などの機能を持っているものも多く、これらを有効活用すれば災害時の情報収集・伝達手段として大きな力となることは言うまでもないでしょう。

そのためには、

  • ブラックアウト時でも発電機やソーラーパネル&ポータブル電源などの自賄い電源で無線機を使えるようにしておく。
  • 災害時に無線通信体制が構築できるよう、平時から地域の局同士で使用周波数やレピーターなどを申し合わせておく。
  • せっかく位置情報や画像伝送などの機能を無線機が持っていもて使い方がわからなければこれらの機能を生かすことはできませんので、日ごろから操作方法を確認し、忘れないように定期的に機能を使ってみることが大事です。

これら当たり前と言えば当たり前のことですが、わかってはいるけど…なことを前回のハムフェアに続き今回も引き続き展示します。

小樽アマチュア無線クラブ

昭和30年6月に任意クラブとして発足
その後 小樽市青少年科学技術館(以下:科学技術館)の開館に際して 展示品の作成依頼があり、半年間 展示品の製作に汗を流したようです。その縁で昭和38年7月に開館した科学技術館に アマチュア無線局の開設の依頼があり、開局しました。
並行して 昭和36年からJARL北海道事務局が開設されるまでの昭和41年までJARL北海道支部の運営をしていたようです。
平成17年12月 科学技術館が統廃合の際に小樽市より移譲を受け、 現在の小樽アマチュア無線クラブに引き継がれております。 毎月第1・3・5土曜日午後より、小樽市総合博物館にて公開運用を行なっております。

20日〜21日 すべての会場を巡り秘密を解き明かし北ハムフェアをまるごと楽しもう♪

各会場内に隠された秘密の指令&問題を解きながら展示や体験コーナーを楽しんで、イベントの魅力をたっぷり味わおう。最終問題はゴール地点(北海道地方本部ブース)!ここで最終問題を解くと秘密のプレゼントが・・・♪

★記念品は 総数100名様(先着1日50名様限定)

ゴールでお待ちしております♪

 

 

講演5 21日(日)13:30〜14:30 「変わり始めたJARL その先へ」 JARL 森田会長(JA5SUD)

演 題 変わり始めたJARL その先へ ~「100周年」を、未来へ踏み出すきっかけに~

講 師 一般社団法人 日本アマチュア無線連盟 会長 森 田 耕 司 氏(JA5SUD)

内 容  JARLの改革の取り組みとJARLの課題、そして100周年は未来へのスタートであるという内容で、今後のJARLについてご講演いただきます。

講演4 21日(日)10:30〜12:00 「POTAの紹介と最近のものづくり事情」原口 忠(7L4WVU)

演 題 「QRPやロッドアンテナでも楽しめるPOTAの紹介と最近のものづくり事情」

講 師 アマチュアキットクリエイターズ(AKC) 原口 忠 氏(7L4WVU)

内 容
ここ数年でPOTA(Parks On The Air)の人気が急上昇しています。24時間いつでも世界中のアマチュア局の誰かが公園に移動して電波を出し、公園移動局を追っかけるためにワッチしている局も増加しています。
POTAの人気の秘密は、QSLカード交換不要でアワード発行まで電子データで無料で行われるという画期的なプログラムにあります。加えて、アワードには、公園数や海外エンティティ数を集めるだけでなく、例えば同じ局と沢山交信したり、早起きして交信すれば獲得できるようなユニークなアワードなどもあり楽しみ方も沢山あります。
私は、2年前からPOTAを自作QRPトランシーバーで始めました。日本各地をリュック一つで旅行しながら7MHz 5Wと2メートルの長さのロッドアンテナで移動運用をしています。昔であれば、こんな設備では楽しめないところですが、FT8とPOTAのSPOTシステムのおかげで、簡単な設備でも交信を楽しむことができるようになりました。
講演では、人気のPOTAの概要と楽しみについて紹介。併せて、アマチュア無線の自作についても、基板は安く海外発注、そしてケースも3Dプリンターで簡単に作れるようになっているので、最近の自作事情とともに実際にPOTAで自分が製作して使っている無線機やアンテナについてお話しします。

講師紹介
1961年神戸市生まれ。小学生のころに流行していたBCLに興味を持ちラジオ作りを開始、学生時代はアマチュア無線機やアンテナの自作に熱中。国内通信機器メーカに就職後は放送用送信機などの設計を担当。1989年からJICA青年海外協力隊員でヨルダンに派遣されモノづくりを指導した。
アマチュア無線は長年QRTしていたが、1997年に自作トランシーバーのみで7L4WVUを開局、DXCC330エンティティと交信した。
その後、ハムフェア自作コンテストに挑戦、2018年に総務大臣賞を受賞。現在は、自作の楽しみを伝えることを目的に、アマチュアキットクリエイターズAKCというグループで仲間とともに各地のイベントに出展、オリジナル製作品やキットを頒布したり、YouTubeで自作関連の動画配信なども行っている。
POTAは、2023年秋から始めて、小型トランシーバーとアンテナを実験しながら日本各地の600以上の公園からオンエア。POTA Top Activator ランキングで2024年度に世界2位となった。

 

講演2 20日(土)15:10〜16:10 「電波利用電子申請・アマチュア無線の制度について」北海道総合通信局

総務省 北海道総合通信局様による講演

演 題 「電波利用電子申請について」
講 師 総務省 北海道総合通信局 無線通信部電波利用企画課 企画監理官 今泉 貴嗣 氏

演 題 「アマチュア無線の制度について」
講 師 総務省 北海道総合通信局 無線通信部陸上課 電波検査官 加納 夕貴 氏

講演1 20日(土)13:50〜14:50 WAKAMONO パネルディスカッション

演 題 「 WAKAMONO パネルディスカッション ! 〜アマチュア無線の楽しさを若い世代につなげるためには〜」

パネリスト

WAKAMONO 澤田 陵祐 氏(JM8PDT)
WAKAMONO 茂木 遥平 氏(JM8UYD)
保護者     相内  要 氏(JJ8LNX)
教職員     相蘇 孝哉 氏(JL8ELK)
アドバイザ   森田 耕司 氏(JA5SUD)
モデレータ    岡田 壮弘 氏(JK8CFM)
アシスタントモデレータ 横濱 敦史 氏(JL8JFX)
オーディエンス 会場にいらっしゃる皆様にもご参画いただきます。

 第8回北海道ハムフェアのメインテーマは、「アマチュア無線、世代をこえてつなごう電波の輪」です。「無線の楽しさを若い世代につなげるためには」どのようなことが必要なのかをメインテーマに行われるディスカッション。パネリストは、現役の学生と学校クラブ顧問、保護者、JARL会長にお願いしそれぞれの想いやアイディアを語っていただきます。アマチュア無線に興味をお持ちのお子様の保護者の方や関係者の方々にもぜひ聞いていただきたいと思います。

21日(日)10:00~ ジュニアハムの集い[11Fフロア]

アマチュア無線に興味を持つ子どもたちが集まり、楽しく学びながら交流できるイベントです。無線機の使い方や交信体験など、初心者でも安心して参加できるプログラムが盛りだくさん!
電波を通じて広がるコミュニケーションの世界を体験してみませんか?同じ興味を持つ仲間と出会い、未来のハム仲間としての一歩を踏み出しましょう!保護者の方も一緒に参加大歓迎です。

 

 

20日(土)12:50~ オープニングセレモニー [エントランスホール前]

第8回北海道ハムフェアの開催に先立ち、エントランスホール前にてオープニングセレモニーを執り行います。

 

 

 

本セレモニーには、アマチュア無線界を牽引されるご来賓として

  • 総務省 北海道総合通信局 髙田局長
  • 一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)森田会長
  • 一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)種村会長
  • 日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)鈴木会長
  • 他ご来賓

の皆様をお迎えし、未来への期待を込めたご挨拶を頂戴いたします。ご来場の皆様にとって、記憶に残るひとときとなるよう、どうぞお誘い合わせのうえ、お気軽にご参加ください。

電子計測骨薫堂

「電子計測骨董堂」は、古き良き時代の電気工作への情熱と、実用技術の継承を目指すブースです。小学4年で乾電池を直列接続した無線機に衝撃を受けたことをきっかけに、ラジオやテレビの構造に触れながらハムの道へ進み、地域の制約を乗り越えて19歳で免許取得。転勤族でアンテナ設置が難しい中、計測技術の探求へと軸足を移しました。今回はHFアンテナやディスコンアンテナ資料、電動ハンダ吸取器や電力分配器の頒布、QST誌・関連書籍など豊富な資料と経験が詰まった内容で皆様をお迎えいたします。技術と情熱が交差する電子計測骨董堂へ、ぜひお立ち寄りください。

 

 

札幌ジュニアアマチュア無線クラブ

JR8YLF札幌ジュニアアマチュア無線クラブは、札幌近郊の小学生~大学生のハムが集まって、コンテスト参加や移動運用をしています。

北海道ハムフェアでは、メンバー勧誘と、ボタンを押すとLEDが光ってブザーが鳴るオモチャで遊ぶことができます。メンバーは、ハンディ機など持参するので現場でQSOも可能です。(28MHz~10GHzまで対応可能です!)ぜひブースに遊びにいらしてください!

 

 

21日(日)12:20~ オークション

今回もオークションを開催いたします!

9月21日(日曜日)第8回北海道ハムフェア2日目、12:20よりオークションを開催いたします。多数の皆様のご参加をお願いいたします。

 

オークション開催要綱

1.出品物は原則としてアマチュア無線関係の品物(リグ、アンテナ、付属品、測定器、工具、PCなど)に限ります。
2.出品希望者は20日13:00より21日11:00まで北海道ハムフェア実行委員会本部(北海道地方本部ブース)で受付を行います。受付に出品物を持参し、申込書に記入してください。
3.落札された場合にはすみやかに代金を支払ってください。出品者は代金を速やかに受け取りにきてください。落札代金のあずかり、送金などはいたしません。
4.落札されなかった品はオークション終了までに必ず引き取りに来てください。実行委員会で処分、廃棄などはいたしません(代金着払いで出品者に返送いたします)。
5.オークションでの売買に関して実行委員会は一切関知いたしません。自己責任でお願いいたします。十分納得の上、入札されてください。高価なものはご遠慮ください。
6.スムースな運営にご協力をお願いいたします。

20日〜21日 ハンディ機で遊ぼう

好評につき第2回目の開催です♪

ハンディ機は非常時においては大変有効な情報伝達ツールです。しかし、いざ必要となった際に使おうと思っても使い方を忘れてしまっていたり、電池が切れていたりすることがあります。そこで、ハンディ機を使用したQSOを通して、ハンディ機の非常時における有効性や使用方法の再確認、日常的な管理の重要性について考えていただこうというものです。

★記念品は 総数100名様(先着1日50名様限定)♪

ハンディ機を片手に「 Let’s Try!」

1 参加方法

 会場の敷地内から運用し8局以上と通常の交信を行い専用ログシートを記入します。(専用ログシートは、公式ガイドブックに綴じ込みされています。)記入した専用ログシートと使用したハンディ機を提示してください

2 開催(交信)期間

9月20日(土)開会式後〜21日(日)15:00(ログシートの受付は16:00まで)
(9/20開会式後〜9/20 17:00、9/21 9:00〜15:00の時間帯での交信が有効)

3 運用場所  開催会場の敷地内からの運用に限る。ただし、3階以上からの交信は不可
(1、
2階、駐車場等での交信のみ有効)
4 使用周波数     144MHz帯又は430MHz帯(LCR、DCR、特小を含む)
5 交信の相手局  会場内外の局(会場外の局との交信可)
6 使用無線機   ハンディ機に限る(相手局の無線機はハンディ機以外も可)
7 空中線電力   5W以下(混信等を避けるためできる限り必要最小限の出力とする)
8 提出先     北海道ハムフェア実行委員会ブース(北海道地方本部ブース)(101展示室)
9 そ  の  他    ログシートの提出は開催期間中1人1回とする

 

20日~21日 特別記念局8J8HAM公開運用 [11階フロア]

第8回北海道ハムフェアを記念して、特別記念局8J8HAMが6月20日〜9月21日の間8支部の持ち回りで北海道内各地から運用されます。
アマチュア無線従事者の資格をお持ちの方はもちろんのこと、資格をお持ちでない方も指導者立ち合いのもとでアマチュア無線を体験することができます。
ぜひこの機会に特別なコールサインの無線局から電波を発信してみませんか。

 

9/20(土) 13:30〜17:00 デ・アウネ さっぽろ 11階フロア
9/21(日) 09:30〜16:00 デ・アウネ さっぽろ 11階フロア

※アマチュア無線従事者の資格をお持ちの方は、無線従事者免許証を必ずご持参ください。

21日(日)10:00〜12:00 ハムログ相談

 Turbo HAMLOGの作者である浜田 博(JG1MOU)氏が第8回北海道ハムフェアにお越しになられます。浜田氏のご好意で特別にハムログの使い方について、次の日時に相談を受けていただけることになりました。
ハムログの使い方でご不明な点がある方は、ぜひこの機会に会場にお越しいただき、直接、作者の浜田氏からご不明な点の解決方法を伺ってください。また、hQSLについてのご質問も受けていただけるとのことです。
なお、より詳しくお話を伺いたい場合は、ノートパソコンをご持参ください。

日 時 9月21日(日)10:00〜12:00
場 所 DXCCフィールドチェックブースと共設
(当日配布のガイドブックで確認のこと)

  その他 都合により予告なく変更になることがあります。

名取アマチュア無線クラブ

無線関係ジャンク、PC関係(HAMログ)、ラジオ・オーデイオ真空管なども出品いたします。真空管好きの方は、是非お立ち寄りください。

 

 

 

 

CQ出版株式会社

「CQ ham radio」などのアマチュア無線関連の雑誌,書籍の展示販売,CW関連商品などオリジナルグッズの販売